【保育園で虐待疑い?】こっそり保育園をチェックする方法を現役保育士が伝授

現役保育士&資格マニアです。

虐待まではいかなくても、保育園や先生の振る舞いに対し不信感を持っている場合、真実を知りたいと不安になるものです。
現役の保育士の立場から、先生の真の姿が現れやすい場面やチェック方法を紹介します。

園庭や散歩など外遊びの様子を観察する

天気の良い日は園児たちは園庭や散歩などで外遊びをしています。

外遊びの様子であれば園外からも十分見ることができるため、是非足を運んでみてください。
また、保育園のお散歩は行先やルートがおおむね固定しているため、近隣の公園でも先生と園児たちの姿を見ることができます。

保育園のお散歩が増えるのは春か秋です。また、運動会や発表会などの直前は練習のため散歩が減るため、行事の合間を狙いましょう。

率直に保育園のことを知りたいと電話で聞く

「保育園の様子を知りたい」と率直に申し出れば、気持ちよく教えてくれることも多いでしょう。

クレームを入れてやろうというという批判的な電話は困りものですが、率直に保育園での生活について詳しく知りたいと言われて不快に思う保育士はいません。

ただし、11時から12時30分の着替え・給食前後、14時45分から15時30分の午睡明け・おやつの時間は多くの保育園が特に忙しい時間帯であるため、問い合わせは避けましょう。

通常より早い時間にお迎えに行く

園児の降園のピークは16時45分から18時です。
この時間は合同保育などを行いながら保護者が来るのを待っているため、クラス単位のメインとなる活動は行われません。

これより早い時間にお迎えに行き、ゆっくり足で保育室に向かいながら先生や園児の様子をさり気なく観察しましょう。
特に、上記で紹介した11時から12時30分と14時45分から15時30分の一番忙しい時間帯を狙うのがおすすめです。先生や保育園の真の姿が見られるでしょう。

子育て支援イベントに顔を出す

保育園によっては園内に子育て支援室を併設しています。保育園入園前なら、子育て支援室で子どもを遊ばせつつ、保育園の様子を見学するのはおすすめです。

子育て支援室を併設していない園でも、「子育て支援イベント」等の名目で、在園児以外の子どもを対象に工作や園庭開放などを行っていることがあります。
厚生労働省は保育士に地域の子育て支援を強く求めており、各保育園が努力してその要望にイベント開催という形で応えているのです。

保育園を利用していない場合、園の内部に立ち入ることは難しいですが、子育て支援室の利用やイベントへの参加なら自然に園内に入れます。

通園中の保護者にインタビューする

朝の7時30分から8時30分、夕方16時45分から18時が登園・降園のために保護者が保育園を訪れる時間帯のピークです。
この時間帯に保育園の入り口付近で保護者にインタビューし、保育園の様子を聞く方法もあります。

少し勇気がいりますが、入園前のリサーチはもちろん、通園中でも「隣のクラスの先生のことが気になるので隣のクラスに子どもがいる保護者に話を聞いてみたい」といった場合にも有効な方法です。

ただし、朝の登園時は仕事に向かうため余裕がない保護者が多いため、降園時間帯が無難です。

ボイスレコーダーで録音する

筆者は現役の保育士なので、ボイスレコーダーなどで隠し撮りされたら絶対に嫌ですが、先生に知られずに保育園の様子を録音したいというニーズが一定数あることは理解しています。
また、録音は最も正確な情報が得られる手段であることは間違いないでしょう。

ただ、隠し撮りをしなくてはと思うまで不信感がある場合、そんなことはせずに、速やかに転園することをおすすめします。

どうしても隠し撮りしたいという方は、以下の記事で、具体的に方法を説明しているので合わせて参考にしてください。

なお、筆者は法の専門家ではないため、録音行為の是非については自己判断・自己責任でお願いします。

まとめ

通園中の保育園の真実を知る方法について、現役の保育士の立場から紹介してきました。

保育士としては、録音などをされるのは嫌ですね。保育士以外の職種でも同様のことが言えるはずです。
まずは、チェックされる側も不快にならない方法で、保育園生活についてリサーチして欲しいと思います。

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