生後1カ月未満の赤ちゃんと旅行します。
飛行機、車や公共機関での移動予定です。
持ち物や注意点を知りたいです。
旅行以外にも里帰り出産などさまざまな理由により、生後1カ月未満の赤ちゃんと長距離を移動することもあるでしょう。
筆者は生後8日目の赤ちゃんと長距離移動した経験があります。
「ものすごく気を使いなんとか移動できた」というのが正直な感想です。
それでも、結果として無事に帰宅でき、体調も崩すことなく元気で過ごすことができました。
本記事では、赤ちゃんとの長距離移動の必要がある方の参考になればと、赤ちゃん、特に生後一ヶ月未満の乳児と共に旅行をするときの持ち物や役立つ情報を、体験に基づき共有します。
赤ちゃんとの旅行はいつからできる?
「赤ちゃんとの旅行はいつからできますか?」という問いはよく議論されますね。
正解なし!
としか回答のしようがありませんが、筆者の経験から言えば、ハイハイまでできれば”余暇としての旅行”は十分可能かつ楽しめるではないでしょうか。
実際、筆者家では生後11カ月で飛行機移動を伴う旅行をしていますが、風邪一つひかず元気に帰宅し、行ってよかったです。
ハイハイ以前では、個人的には飛行機移動はおすすめしませんし、理由がない限り筆者もしたくありません。
生後1カ月の赤ちゃんが飛行機に搭乗する場合
筆者は生後1カ月未満の赤ちゃんと飛行機で長距離移動した経験があります。
そもそも赤ちゃんはいつから飛行機に乗れるのでしょうか?
航空会社にもよりますが、多くの航空会社で生後7日~14日後から搭乗可能となっています。
筆者が利用した航空会社はJALですがJALの場合、次のとおりです。
- 生後8日未満 搭乗不可
- 出生日を含む生後8日以上から搭乗可能
筆者家では生後8日目に飛行機・車を併用して長距離移動をしました。
赤ちゃんとの旅行の持ち物
赤ちゃんと長距離移動する際の持ち物のうち、盲点となりがちな持ち物や必要だと思っていたが不要だった持ち物などを重点的に紹介します。
おむつ
赤ちゃんの荷物の中で一番かさばるものがおむつです。
赤ちゃんには必須な持ち物ながら、飛行場の売店にも置いてあり、あちこちのドラッグストアなど手に入れやすいものなので、予備は多すぎないほうが無難です。
筆者は一日の移動のために15枚くらい持ち歩きましたが、実際は5-6枚しか使いませんでした。
ミルクとお湯
ミルクを使用される方は、お湯や水も魔法瓶に入れて持っていくことでしょう。
お湯の入った魔法瓶は荷物検査で一度開ける必要があります。
蓋を開けて匂いをかぐ程度ですが、赤ちゃんをかかえて荷物から哺乳瓶を出して・・となるためかなり面倒です。
液体は通常飛行場内に持ち込めませんが、ミルク用なので理由を伝えれば持ち込めます。
また、お湯は機内で哺乳瓶をCAさんに渡すと入れてくれます。
魔法瓶やペットボトルも重くかつ移動中に入手も可能なアイテムなので、最小限の大きさが良いでしょう。
筆者は、お湯を機内でもらえることを知らなかったため、魔法瓶を2本も抱えていってしまったため荷物が増えてしまいました。
横に寝せるタイプの抱っこ紐
首が座っていない赤ちゃんを移動させる時の抱っこ紐、横に寝かせるタイプと縦抱きで首部分にインサートがついているタイプとがありますね。
どちらか非常に迷うのですが、首が座っていない赤ちゃんの長距離移動用としては「横に寝かせるタイプ」をおすすめします。
横に寝かせるタイプというのは、このように赤ちゃんが水平に横たわった状態で移動できる抱っこ紐タイプのことです。
縦抱きタイプの場合、飛行機内では大人の膝の上に抱っこして乗っている形になりますが、足の座りが悪いです。
筆者家の場合もどちらか迷いましたが、横に寝せるタイプで大正解でした。
移動中は、おむつ替えスペースにすぐに行けない状況も多いですが、寝かせるタイプなら抱っこ紐の上に寝たままおむつ替えもでき、非常に便利でした。
大判のシーツ
赤ちゃんとの旅行で荷物は極力少なくしたほうが良いのです。
着替えの服は、前夜、ホテルなどで洗ったって構わないのですから、服を大量に持っていくよりは大判のベッドシーツ1枚を持っていくことをおすすめします。
いつでもベビーベッドがあるわけではないので、さっとどこにでも敷けるシーツが重宝しました。
寒くなったらおくるみのようにも使えますしね。
哺乳瓶消毒器 ← 不要
1泊2日の移動工程で哺乳瓶は3本用意し、レンジでチンするタイプの哺乳瓶消毒器を持参しましたが、今思えば消毒器までは持参するべきではありませんでした。
ホテルなどでもお湯は沸かせるので煮沸消毒できます。
哺乳瓶消毒器はかさばり過ぎて、赤ちゃんとの長距離移動では持っていくべきではなかったと後から思いましたよ。
生後 1カ月未満の赤ちゃんとの飛行機の乗り方
生後 1カ月未満の赤ちゃんとの飛行機や移動について、体験を元に説明します。
車か公共機関か
飛行機に乗る前、車か電車など公共機関かで迷うと思いますが、筆者は”車(タクシー)”を利用しました。
結果、車で良かったです。
というのは、筆者家の移動日は寒い地方でまったく土地勘のない地域の移動でしたが、やはり地元のタクシーの運転手の方は慣れている!
公共機関で自分たちで移動していたら・・と思うと怖かったです。
生後8日の赤ちゃんは車の中でずっと眠っていました。
航空会社が用意している赤ちゃん向けサービス
赤ちゃん連れで搭乗する方のために、航空会社各社ともサポートサービスを用意しています。
筆者が利用したJALだと「スマイルサポート」という名称で、次のようなサービスを受けられます。
- 優先搭乗
- 赤ちゃん専用毛布の貸し出し
- ミルク作りのお手伝い
ただ、特に「スマイルサポート」に申し込まなくても同様のサービスは受けられます。
スマイルサポートに申し込んでおくと、CAさん達もどこの席に赤ちゃんが乗っているという情報が事前に分かるので、こちらから声をかけなくても都度、気遣いの声をかけてくれるのがメリットでしょうか。
赤ちゃんとの旅行の注意点
赤ちゃんとの長距離移動時の注意点を紹介します。
足元は滑らないかつ着脱しやすい靴で
雪が降る地方などでの移動では、ゴムの滑り止めの着用をおすすめします。
寒かったりするとブーツなどを履きがちですが、手を使わなくても着脱できるような短いタイプの靴が良いですよ。
ゴムの滑り止めとはこのような、靴の上からつま先に取り付けられるゴム状の滑り止めのことです。
荷物の数を減らす
荷物は少なければ少ないほど良いですが、荷物は小分けにせずまとめて大きなカバンに入れたほうが良いです。
大人二人+赤ちゃんだと「1泊用キャリーバッグ1つと大型リュック1つ」に3人分の荷物を入れ、大人はおのおの貴重品のポシェットを肩にかけるくらいにしましょう。
このカバンの大きさだと大人の物は、下着以外ほぼ前日と同じ服を着る、化粧品はほぼ持参なしくらいに絞り込むことになりますが、服くらい2日同じものでもどうってことはありません!笑
それよりも荷物を減らしたほうが良いと、「念の為」で子供グッズを持っていき過ぎた筆者は思います。
そして移動時は、大人一人は赤ちゃんに集中、もうひとりが荷物係です。
体感として、生後1カ月未満の赤ちゃんとの飛行機を伴う長距離移動は、大人一人だけはできる気がしません。
まとめ
赤ちゃん、特に生後一ヶ月未満の乳児と共に旅行をするときの持ち物や役立つ情報を、体験に基づき共有してきました。
生後8日の赤ちゃんと長距離移動した感想としては、必要”かも”しれない持ち物を持ち歩くよりも、しっかりとした靴を履くこと、臨機応変に対応できるよう荷物を最小限にコンパクトにすることに気を配るべきと思いました。