【保育園の下着】買う前に言ってくれ!ありがち買い間違い5選【現役保育士が訴え】

保育園での下着

現役保育士&資格マニアです。

0歳児から5歳児まで、春夏秋冬、保育園でも毎日着用する下着。
先生たちがどのように着替えの補助をしているのか段取りが分からないこともあり、どんな下着が良いのか迷ってしまいますね。

今回は、現役の保育士目線で保育園用下着のありがちな買い間違い例を紹介していきます。
無駄な買い物をしないように是非チェックしてみてくださいね。

ロンパースを買ってしまう

0歳~1歳児であればロンパース型の下着やシャツを着せている方も多いですよね。
一方、保育園にいざ入園となると「保育園ではロンパースは禁止」と言われることも少なくありません。

禁止されていなくても保育園の先生目線ではロンパースは避けて、保育園ではランニングタイプの下着を着て欲しいと言うのが本音です。

どうしてもロンパース型が良いということであれば、留めるボタンが3つではなく2つタイプが嬉しいです。

選定ポイント:股下2つボタン。ロンパース型下着は大半が股下ボタンは3つです。3つが2つになるだけで大幅に着替え時間が短縮になります。でも、2つボタンの下着はあまり流通していないのですよね。子供目線でも3つより2つボタンの方が足が動かしやすいですね。

なお、保育園がロンパース禁止と言う理由については、次の記事で詳しく説明しています。

長袖を買ってしまう

冬になると売り場には長袖の下着がたくさん陳列されますが、保育園では長袖の下着はおすすめしません。
0-1歳児で着脱に介助が必要な場合も、それ以上の月齢の場合であっても、上にTシャツ・トレーナーを着ると、長袖下着の袖がまくり上がってしまいます。
子どもも自分で直しにくくストレスになってしまいます。

また、子どもは大人より体温が高い上、保育園の室内は暖房が効いているため体温調節という観点からも長袖の下着はおすすめしません。
冬の下着なら半袖タイプをおすすめしたいです。

選定ポイント:半袖下着であることに加え、襟ぐりが大きいので自分で着やすい。
また、チクチクしないようにタグが外側についている。通常タグが外に付いているタイプは裏表が分かりにくいがこの下着は首袖周りにパイピングがしてあるので子どもでも裏表が分かりやすい。

大きな飾り付きを買ってしまう

フロントに飾りのボタンがついているタイプの下着は可愛いのですが、保育園では午睡(昼寝)の時間があるためおすすめではありません。
寝返りを打つこともあり、ボタンが邪魔になってしまいます。

ボタン以外にもリボンなどが付いているものも同様で、万が一取れてしまった際には0歳児が誤嚥する可能性もあるため、保育園では避ける方が望ましいです。
その他、フリルの付いた下着なども活動しにくいためおすすめしません。

例:見た目は可愛いですが、着心地が悪いので保育園の下着としてはおすすめしません。お話ができる月齢の子の場合「せんせー、これやだ」と脱ぎたがることも。

分厚すぎるトイトレパンツを買ってしまう

トイトレ中におしっこが漏れてしまっても、1回分なら強力に貯めてくれる分厚いトイトレパンツ。
保育園で着用しても全く大丈夫なのですが、子どもによってはオムツと変わらない感覚になるのか漏れたときの気持ち悪さを感じない子も。

保育園の先生たちもトイトレ中はおしっこが漏れるのは当然として処置をしますので、トイトレ中も薄めのトイトレパンツか普通のパンツで大丈夫ですよ。

選定ポイント:保育園でトイトレ期に履くパンツなら厚さよりも子どもが好きなキャラ付きが超ポイントだと感じます。
「せんせー、はやぶさ!」「せんせー、キティちゃん!」と見せてくれながら、嫌がらずにパンツに履き替えてくれるので保育士としてはありがたいです。

まとめ

現役の保育士目線でありがちな下着の買い間違い例を紹介してきました。

保育園での下着は、家庭用とは求められていることが違うことに是非注目してくださいね。
下着など身の回り品の選び方で、保育がスムーズに運んだり、園児も機嫌よく過ごせたりするので、保育園生活に寄り添った物を選んでいただけると保育士目線でもありがたいです。

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